日本での当社の活動は、1920年にアメリカ・カリフォルニア州からの最初のホウ酸塩の出荷が始まったときに遡ります。
世界が必要とする素材を、責任ある形で提供する
June-July 2026
リオティントは、カナダ・ケベック州のアルヴィダ・コンプレックスにおいて、15億米ドルを投じたAP60製錬設備拡張プロジェクトの操業を開始しました。本プロジェクトは、同社の最先端低炭素アルミニウム製錬技術であるAP60の導入拡大における重要な節目となります。 2026年末までに新設された96基の電解槽がすべて稼働する予定で、これによりアルミニウムの年間生産能力は約16万トン増加し、AP60技術による生産能力は合計約22万トンに達する見込みです。AP60は、リオティントが独自に開発した高効率かつ低炭素な製錬技術で、水力発電と組み合わせることで温室効果ガス排出量の大幅な削減に貢献します。
BHP、リオティント、キャタピラーは、西オーストラリア州ピルバラにおいて、Cat® 793 XE Early Learnerバッテリー式電動大型ダンプトラック2台の実証試験を開始しました。世界で初めてとなる業界横断の協業プロジェクトであり、大規模鉱山操業の脱炭素化に向けた重要な取り組みです。 試験はBHPのジンブルバー鉄鉱石鉱山で実施されており、これまでに100時間を超える運転と200周以上のテスト走行が行われています。試験を通じて、車両の技術的な成熟度やインフラ要件、商業的実現可能性に関するデータを収集するとともに、高出力の静的充電および動的充電ソリューションの検証も進めています。次の段階では、走行中に充電を行う動的充電システムの評価を実施する予定です。
リオティントは、オーストラリアのバイオエネルギー企業SuperChar Limited(SCL)と、グラッドストン地域のアルミナ精製所向けバイオペレットの5年間の供給契約を締結しました。供給開始は2028年を予定しており、アルミナ精製工程における化石燃料への依存低減を目指します。 今回の契約は、これまでの操業試験や実現可能性調査を踏まえたもので、試験ではボイラーで使用する石炭の最大30%をバイオペレットで代替できる可能性が確認されました。契約数量が最大規模に達した場合、年間最大約9万トンのCO₂換算排出量削減が見込まれています。また、SCLは地域で栽培されるバナグラスを原料とした製造施設の建設を計画しており、本プロジェクトは脱炭素化に加え、地域産業やサプライチェーンの発展にも貢献することが期待されています。